月姫

(この画像は完全版のやつですが)





製作会社:TYPE-MOON

原画:奈須きのこ

シナリオ:武内崇



               立ち絵:★★★☆☆(同人にしてはよい)
  
イベントCG:★★★★☆

シナリオ:★★★☆☆

                             音楽:★★☆☆☆(テーマソングはありませんがBGMは豊富)

システム:★★☆☆☆

        価格:★★★★★(同人なので安い)









まだTYPE-MOONが同人サークルだったころコミケで異例の売り上げ出した
伝説の同人ゲーム、ジャンルはビジュアルノベルで音声はありませんが
シナリオの奈須きのこさんによる綺麗な文章とイラストの武内崇さんによる繊細で力強い絵が
絶妙にマッチしています、文章量も完全版では十分満足できる量と言っていいでしょう





選択肢をミスると最悪、即デッドエンドに直行


ってのは厳しすぎじゃないですか?なんか選択肢のたびにセーブデータ増やした記憶があるんですが、
そこら辺がシステムの評価を2にした理由ですかね、でもまあデッドエンドになってしまったユーザーさんの
ための救済ヒントコーナーとして「教えて!知得留先生」があるのでなんとか切り抜けられるでしょう、



さてここでゲームの中身に触れておきましょう、




■月姫〜序章〜■
―――死。
 その概念、確かな存在として有りながら不可視である現象。
 死は、視覚できない。
 我々が直視する死は、モノの結末、意味を成さなくなったモノの残骸としての結末でしかない。
 死。死そのものを視る、という事は死体を見るという事ではない。
 生者を停止させる原因、生物が生まれながらにして内包する寿命をカタチとして見るということ。
 それが死を視る、というコトだ。
 概念でしかないもの、カタチのないものを捉えられる眼は、魔眼と呼ばれる。
 その中でも最高位。
 モノの死を視るというその眼は直死の魔眼と称されるも、その保有者は皆無だと言われている―――
      
 十月も半ばにさしかかった秋。
 主人公・遠野志貴は何年かぶりに自分の家に戻る事になった。
 遠野志貴は八年前、大きな事故に巻き込まれて瀕死の重傷を負い、それが原因で親戚の家に預けられていた。
 それは事故の後遺症―――突発的に貧血を起こすという体質が、遠野家の跡取りとして不適合と判断されたためだった。
 実際、遠野家の厳格な教育を嫌っていた志貴はこれ幸いにと親戚の家に移り住む事を承諾した。
 ……ただ一つ、厳しい父親の元に妹である遠野秋葉を一人残していく事だけを後悔しながら。
 ……また、それとは別にもう一つ、志貴には大きな悩みがあった。

 瀕死の状態から蘇生した後遺症なのか、志貴の眼は今までの眼とは違っていた。
壁や地面、人間にラクガキのような『線』が見えてしまう。
 何日かして、それがモノの死に切れやすい『線』だと知った時、志貴は自分の眼を嫌悪した。
 偶然知り合った『先生』から特別なメガネを貰って、それをつけている間は『線』が見えなくなった後でも、
志貴にとって自分の眼というものは壊れた、異常なモノとして頭を悩ませるものだった。
 そうして八年後の今。
 父親は他界し、妹であった秋葉が遠野家の当主となった瞬間、志貴は勘当を取り消されて実家に戻る事になったのだ。
 志貴は今になって遠野の屋敷に戻る事を歓迎してはいない。
 もともと自由気ままな生活が性にあっている志貴には、遠野の屋敷の重苦しい生活は好ましいものではなかった。
 ただ、屋敷には秋葉がいる。
 八年前、秋葉を屋敷に一人残してしまった事、今では秋葉が一人で暮らしているという事もあって、
志貴は“家に戻って来い”という言葉を無視する事はできなかった。
 今まで通りに高校に通う志貴。
 だが、その帰り道は今までのものではなく、八年ぶりである遠野の屋敷へ戻る道だった。
―――坂の上にたつ、巨大な洋館。
 そこで志貴は秋葉と再会する。
 八年という歳月は秋葉を別人のように変えてしまっていたし、加えて屋敷には自分用の侍女までいるという始末。
 今までの一般的な生活とはかけ離れた日常に戸惑いながら、志貴は遠野志貴として暮らしていく事になる。
―――それが、物語の始まりだと知らないまま。







以上TYPE-MOONさんのサイトからのコピペでした!!!(オイ)





では上の内容の補足に移りましょう、月姫は上の文の内容から二つのルートに分かれます
ひとつは吸血鬼ルート、真祖と呼ばれ区別される吸血鬼アルクェイド・ブリュンスタッド
や教会の埋葬機関第七位の代行者シエルなんかと吸血鬼をブッ倒す話、
もうひとつは遠野家ルート、これは遠野家とその血筋やらなにやらのお話で
妹の秋葉や使用人の翡翠&琥珀がメインとなります、
抹茶はどちらかと言うと吸血鬼ルートが好きなんですが遠野家ルートのほうが
人気あるみたいですね、まあどっちもいいと思いますけどね?






ちなみにTYPE−MOONの作品はすべて同じ世界観を持っているようで
月姫の前の年に発表された奈須きのこ原作の小説「空の境界」のなかでも
月姫のキャラがチラッと出てきたりfate/staynightでも月姫のサブキャラの名前が出てきてました
こういったマニア心をくすぐるあたりもTYPE-MOONの特色のひとつだと思います。



わりとfateはやったけど月姫はやってないって方がいるらしいんですが(企業化してから買った人とか)
ぜひ月姫もやってもらいたいですね〜、

キャラは個人的には月姫のファンディスク(的位置)である歌月十夜のレンが好きだったり



月姫のオススメ度


★★★★☆

TYPE-MOONの原点です、やりましょう





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